長野キャンパスブログ

春の進路イベント ~大学模擬授業を受けてみよう~

「大学模擬授業を受けてみよう」ということで、日本橋学館大学の柴原宜行教授にお越しいただき講義を受けました。

最近人気のある「心理学」の勉強です。実際の大学と同様に90分間という講義です。さて、集中力が続くのでしょうか。

柴原教授が専門にされているのは、発達心理学や教育心理学の分野です。
今回のテーマは「認知的不協和理論」です。なんだか聞きなれない言葉です。大学の学問という雰囲気が出てきましたね。
この理論は人間が自己理解をする上でとても参考になるものだそうです。

普段の授業は先生が黒板に書いた内容をノートに写すことが多いのですが、大学の講義はそうではありません。
教授の言ったことの中で大切な部分を自分なりにノートに取っていきます。
生徒たちも大切なところを聞き逃さないように、教授の一言一言に集中していますね。

ノートを取ると同時に、質問が出されます。
しかも、その質問は高校の授業のように教科書に載っているわけではなく、自分で理論を基に考えなければなりません。
みんな必死に考えてます。

授業が進むに連れて、どんどん教授の話に引き込まれていく様子が見られますね。
最初は心配していた90分間という授業でしたが、全員が集中力を切らすことなく最後まで終わることができました。

生徒の感想は、

・以前から心理学に興味があったので、とても楽しく講義を受けることができた。「認知的不協和理論」の例を聞いたときに、自分でも驚くほど納得してしまいました。心理学は面白いです。
・今回心理学の講義を聞いて、心理学は他人を知るだけではなく、自分が普段何を考えて、どのように行動しているのか、自分の中であいまいになっていることを知ることにもつながるということが分かって、すっきりした気持ちになりました。

人気があるので大入りです
教授の話にどんどん引き込まれている様子