熊本キャンパスブログ

一票の重みを考える 「夢授業~選挙について学ぼう~」

5月16日(月)、熊本県選挙管理委員会とNPO法人ドットジェイピーの方々を講師として招き、「夢授業~選挙について学ぼう~」を開催しました。

今夏行われると想定されている参議院議員選挙から投票権が18歳に引き下げられ、熊本キャンパスの3年生の中にもこの投票権を有する生徒が数名います。

初めに、熊本県選挙管理委員会の方から選挙制度や投票の重要性についてクイズを交えながら楽しく講義をしていただきました。船上(船員)や南極(観測隊員)でも投票できると聞いた生徒たちは驚きを隠せない様子でした。また、若者の政治離れやそれが引き起こす負の連鎖について話が及ぶと、生徒たちは真剣な表情へと変わり、いずれ自身に与えられる投票権の重要性を考えていました。

講義の後は模擬投票を実施しました。NPO法人ドットジェイピーの3名の学生の方に候補者を演じていただき、各々の政策についての演説を聴いて、実際に使われている投票用紙と同じ材質の模擬投票用紙に、記載台で候補者名を記入して投票箱に入れるところまで行いました。

投票後は「もっと複雑で分かりにくいものだと思っていた」「面倒だと思っていたけど簡単だってわかって良かった」となんだかホクホク顔の生徒たち。

ある1人の生徒は「私の一票がどんなに大切か分かったから、絶対投票に行こうと思う」と語ってくれました。

各政党のマニフェストを読んで理解することなど大人でも難しいことです。政治に興味を持つということは若者にとってハードルの高いことかもしれませんが、「自分たちのことをしっかりと考えてくれる人に日本を、熊本を引っ張っていって欲しい!」という気持ちであなたの一票を、あなたの声として投じて欲しいと思います。

熊本県選挙管理委員会の皆様、NPO法人ドットジェイピーの皆様、ご協力ありがとうございました!

選挙制度の仕組み
実際に使われている用紙で体験♪
誰に投票をしようかな
本物の投票箱 意外と大きい